12月7日(土)10時から、秋葉町内会館で「第2回秋葉町内会防災研修会」を行いました。
事前のチラシ↓
当日は、20名近くの方にご参加いただきました。
防災に関する欧米の考え方は「Staying safe」だとのこと。日本でも最近は、自分の安全、家の安全が確認できた場合は「在宅避難する」という考え方が浸透してきています。震度7クラスの地震は日本のどこでも発生し得るので、それを想定した準備が必要です。「在宅避難」時の食事を考える際にはポリ袋調理が有効で、好みのレシピを準備しておくとよいというお話でした。
能登半島地震のお話では、家の倒壊や大きな火災で多くのものを失い、避難生活を余儀なくされた人が大勢いました。通電火災の怖さを改めて知り、これは何としても防止しなければならないと感じました。
もう一つ大きな問題だと感じたのは、「災害時のトイレ」です。「災害時のトイレ」の大変さは東日本大震災の時から言われていますが、熊本地震、能登半島地震でもまったく変わらず大きな問題になっているとのことでした。最近ではマスコミでも「災害時のトイレ」について取り上げることが増えてきたので、認識は高まりつつあります。少しでも良い方向に変わっていくといいなと思いました。
我が地域防災拠点にある災害時用のトイレは、「災害用ハマッコトイレ」という下水管に直接繋がるトイレです。実はこれも、下水管が破損していると使えません。また、屋外に設置するものですので、冬は寒い、夏は暑い、雨だと大変…など使いづらい面もあります。それを考えると、トイレパックは手軽ですし、どこでも使えます。トイレパックを準備しておく必要性を強く感じました。被災地ではトイレが汚れすぎて使えなくなることもあるという話で、実際にその写真も見せていただきましたが、あまりの酷さに驚き、強烈に印象に残りました。
その後、展示即売会を行いました。非常食とトイレパックが並べられ、これらを購入するために参加された方もいらっしゃいました。
とても有益な研修会でした。今後も防災研修会を行う予定ですので、もっと多くの方に参加していただき、秋葉町内の防災意識を高めていければと思います。
学生の皆さんの参加も大歓迎です。お待ちしております。
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